創薬・生命薬科学専攻 博士前期課程

学位審査体制・修了要件

学位審査体制

学位申請には、修士論文を提出し、修士の学位を受けようとする場合の審査及び最終試験を受けることとする。

(修士論文の審査基準)

学位審査に当たっては、学位申請者が本学及び大学院薬学教育部創薬・生命薬科学専攻の定める学位授与の方針を満たしていることを前提とする。また、学位申請者が学術研究における倫理性を有していることを条件とする。

学位論文は、自らが行った創薬・生命薬科学研究を主たる内容として学位申請者自身によって論理的にまとめられていなければならない。また、普遍性、論証性等の学術価値が含まれているか、あるいは、当該学問分野における修学の成果を示す適切な総合情報を含み、かつ、以下の基準を満たしていることを基に審査する。

1) 単なる関連論文の写しや邦訳ではなく、研究の基礎となった研究の背景、明確な研究の目的、適切な実験方法、実験結果とその解釈、文献的考察を含む論考、研究の意義等に関する総括等について論述がなされていること。

2) 学位論文の作成要領に従って作成されていること。

(審査委員の体制)

教授会の議を経て、主査1名及び副査2名以上の審査委員を選出し、審査委員会は論文の審査、試験及び諮問を行う。

(審査の方法及び項目)

学位論文の作成要領に従い作成されているか確認の上、上記の基準に基づき、口述試問(公開発表)により最終試験を行う。

(最終試験(論文発表))

学位申請者は、薬学教育部教授会が指定した日に、論文発表を行う。
論文発表会は、口頭発表(8分以内)、質疑応答(6分以内)とする。なお、発表会の進行(ライト、計時、マイク、プロジェクター等)は当該分野で行うこととし、配布用の論文要旨のコピーを当該分野の責任で予め用意すること。

(最終試験の評価基準)

学位申請者は、教育部教授会が指定した日に論文内容について、以下の基準により評価する。

研究内容の独創性・目的等について理解し、論理的かつ明瞭に説明できること。
研究内容に関して提起される論点について的確かつ論理的に考察できること。
当該研究分野に関する最先端の知識を有すること。
関連する研究分野に関する基礎的な知識を有すること。
発表態度が適切であり、発表時間を順守すること。
→ENGLISH
修了要件

博士前期課程の学生は、授業科目のうちから、34単位以上を修得し、履修に当たっては、別表第3のとおり履修しなければならない。

別表第3
必修・選択 授業科目等 単位数
必修 全コース共通から 14単位
所属するコースから 12単位
選択 全コース共通から 8単位以上